こんにちは、恋愛セラピストのHaNAこと玉川です。

パートナーの成長に取り組むとき、障害となりやすいのが相手への憎しみです。

今回は『相手への憎しみ』との付き合い方に迷っている人にむけて、記事を書いていきます。

憎しみ

浮気、不倫、借金、酒乱、マザコン…理由は様々ですが、被害を受ければ当然憎しみや怒り、悲しみが湧きます。

憎い、憎い。
腹が立つ。
悲しい、つらい。

しかし多くの方は相手の成長のために、その憎しみを否定し、許そうとします。

腹が立つ、悔しい、憎い。
でも彼の成長のためには、彼を許してあげなきゃいけない。

そうして、憎い気持ちをぐっと抑えて、許そうと努力します。

すると、心の中では

「憎い!」vs「許せ!」

と葛藤が起き、相手の成長に取り組むどころか、自分の日常を送ることすら苦しい状態になります。

そもそも、『相手への憎しみを否定する』と『相手を許す』は全くの別物です。

傷つけられた!
裏切られた!
ツラい、苦しい!!

例えどんな事情があろうとも、あなたが感じたその気持ちは、事実であり正常です。

傷つけられ、裏切られれば、憎しみ、苦しみ、悲しみは普通に湧きます。

憎しみたちは、そうやってあなたに不快さを感じさせることで、これ以上傷つけられないようにその人から離れよう!と訴えています。

憎しみたちは、あなたや、あなたの大切な人たちを守るための大切な感情なのです。

一方、相手の成長に必要な『許す』とは『相手に再びチャンスをあたえる』ことです。

ですので、

「憎いが今回だけは許す」= 腹は立つが、もう一度チャンスをあげよう
「憎くないが許す気は無い」= 腹は立っていないが、チャンスをあげるつもりはない

と、『憎しみ』と『許す』は、表裏一体ではなく、それぞれ独立して存在することが可能なのです。

もし、あなたが『憎しみ』と『許す』の葛藤で苦しんでいるならば、どうか、憎いという気持ちの存在を許してあげてください。

感情は、その存在を認め、受け止めることで、落ち着いていきます。

自分の中に、憎しみや怒り、悲しみはあってもいい。

そう自分に許可を出しながら、フォーカシングなどで、しっかりじっくり感じ、憎しみの存在を認めてあげます。
憎しみの存在を認めてしまうことがツラい、感情が暴走し誰かを傷つけそうで怖いなら、どうぞセラピーの場で吐き出してください。

使える手段はすべて使って、思いっきり憎んで、怒って、悲しんで、あなたの中の感情をしっかり受け止めてあげてください。

しっかり受け止められたとき、やっと相手への憎しみは落ち着き、本来の優しいあなたに戻れます。

そしてやっと、パートナーの成長を願い、行動に移せる女性に戻れます。

嫌いになれない彼のために、まずは、その憎しみの存在を許してあげることからはじめていきましょう。

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。