こんにちは、恋愛セラピストのHaNAです。

「私はもっと愛されてるって実感したいので、彼が好きなことを先にやってあげるんです」
「欲しければ先に与えよっていうので、今は甘えたいのを我慢して、夫の気持ちを優先させているんです」

『パートナーにもっと愛されたい。だからまずは私のほうが愛を注ぎます』

私は、彼氏や夫が成長するためには、彼女や妻からの応援はとても効果的だと思っています。

応援するとは、相手に自分の中の愛情をそそぐ=渡すことです。

しかし中には、せっせと愛情をそそいでいるはずなのにぜんぜん二人の中が進展しない、相手がぜんぜん成長しない、というカップル・夫婦がいます。

今回は、同じ愛情をそそいでいるはずなのに結果がでる二人と出ない二人の差について書いていきます。

人が他人にそそぐ愛情には、

・レンタルの愛
・ギフトの愛

この2つがあると私は考えています。

愛

レンタルの愛とは、文字通り【貸している愛】です。

貸しているということは、基本的に【いつか返して欲しい愛】です。
もっと言うと、下心のある愛ですね。

この愛は、本来、貸した側の愛なので、いつまでたっても返却されないと、貸した側はとても困ります。

しかも貸した側は、ただ返されるだけじゃなく、利息分も一緒に返して欲しいと思っていますし、返却が遅れれば延滞料も上乗せして欲しいとも思っています。

そんな、レンタルの愛を一生懸命パートナーに注いでいる人がやりがちな行動は、

・「いつまで、夫を甘やかせばいーのよ! もう疲れた!! いい加減にして!!」と、パートナーを責める
・「私はこんなに頑張ってるのに、彼はぜんぜん成長しないんです」と、パートナーを内心で見下す

などです。

『返却すべきものを相手は返却しない→相手が悪い!』と、貸した愛を取り立ててしまうんですね。

レンタルの愛は受け取った側(大抵、借りたつもりはない)からすると、

『手元にある愛はいつか自分の手元から無くなる(返す)愛』=自分に与えられた愛じゃない

ので、安心して受け取る&その愛を信じることができません。

冒頭で書いた『愛されたいから先に愛する』は、どちらかというとこのレンタルの愛の要素が強くなりがちです。

対するギフトの愛は、【あげっぱなしの愛】です。

あげっぱなしなので、その愛をどう使おうとそれは相手の自由。
・・・でも、ま、大切にしてくれたら嬉しいな。

そういう感じの愛です。

ギフトの愛をパートナーに注いでいる人がやっている行動は、

・「ここまでは譲ってあげられるけど、ここから先はダメ」と、自分の限界が来る前にパートナーにはっきり気持ちを伝える
・「彼はなかなか成長しないけど、まぁ、気長にやろう」と、穏やかな気持ちでパートナーの成長に繋がりそうで自分自身にできることを調べる&実行する

などです。

ギフトの愛を受け取った人は、

『誰にも奪われない自分専用の愛』=自分に与えられた愛

なので、安心して受け取り、その愛を信じることができます。

人間の成長に必要なのは、ギフトの愛です。

愛をそそいでいるはずなのに、ぜんぜん成果が出ない人の多くはレンタルの愛をそそいでいます。

人間は、今まで受け取ってきた愛情を糧にして困難に立ち向かっていきます。

なので、いつ失ってしまうかわからないレンタルの愛では、心から信頼して糧に出来ないんですね。

『どんなときでもこの愛は自分の中にある』という感覚を実感できたときはじめて、人間は「よし! やってみよう!」という気持ちになります。

「どれだけ褒めても彼はぜんぜん変化しない・・・」と悩んでいる人は、自分がどちらの愛をそそいでいるのか確認してみてください。

もし、レンタルの愛をそそいでいるなら、ギフトの愛をあげるようにしてみてください。
(ギフトの愛をあげられるようになる具体的な方法は、また、別の記事で紹介します。)

もし、「この人にギフトの愛なんてもったいない」と感じるなら、ギフトの愛をあげてもおしくない新しいパートナーを探すのもオススメします。

今までの人生の中でじっくり育ててきたあなたの中のギフトの愛、大切に使ってあげてくださいね。

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。