こんにちは。
恋愛セラピストのHaNAです。

パートナーを変えたい、成長させたい、
日々そんな女性の相談を受けていますが、たまに、

やめどきを逃し、ずるずるとしんどい関係を続けてしまう方がいらっしゃいます。

しんどい関係

やめどきとは、

現実的に自分が出来るのはここまで、

という自分なりの限界…引き際を指します。

どれだけ自分自身の感情を癒しきろうとも、
どれだけパートナーに有効なアプローチを重ねようとも、

相手は人間ですから、最終的にどうなるのかはパートナー次第です。

同じ行動をとっていても、
Aさんは、人が変わったように成長するかもしれませんが、
Bさんは、何も変わらず今まで通りかもしれません。

『パートナーの成長を信じたい』と、

彼女側にどれだけ強い意思があっても、まったく成長の兆しが見えなければ、時に辛くなったり、しんどくなったりします。

そんなとき、やめどきを見極められれば、

「これ以上は、私がおかしくなっちゃう」
「ごめんね、私に出来るのはここまで」

と、自分の限界とここまでのがんばりを認めることで、イライラや不安を爆発させたり、パートナーにぶつけることなく離れることができます。

しかし、止めどきを逃すと、

「私、こんなに頑張っているのに…」
「なんで成長してくれないの!!」
「私のやり方が悪いのかな…まだまだがんばらなきゃいけない」

と、パートナーもしくは自分の努力不足を責めて、感情をぶつけたり、心の中に負の感情を溜め込んだりすることになります。

こうなると、相手を成長させるどころか、今まで築いてきたものが崩れ、反動でさらなるしんどさを感じることがほとんどです。

心の中が色々な感情でいっぱいいっぱいになると、人は成長よりも、まずその場に留まって感情を処理する方に意識が向きます。

パートナーは鏡ですので、どれだけ感情を隠しても心の中がいっぱいいっぱいの状態で接する限り、パートナーの成長も止まってしまいます。

せっかく『自分たちの幸せのため』にはじめたことなのに、むしろこれでは幸せから遠のいているような気がしてなりません。

やめどきを見極めることは、自分の心に正直にならないとできません。

親が、友達が、世間が…と、

第三者の意見でフィルターしている限り、自分の心に正直になれません。

周囲では、続けること、我慢することが美徳とされがちかもしれません。

しかし私は、ここではあえて【退く潔さ】を推します。

がんばって、努力して、一生懸命やって、それでも今はうまくいかない。
そんなときは、一時的に【撤退する】ことも大切だと思っています。

パートナーを成長させたい、それを実行するには確かに粘り強さが必要です。

しかしその粘りは、粘ることで自分の心が踊るようなものでなければ意味がありません。
続けさえすればいいっというものではないのです。

漫画SLAM DUNKに、
「諦めたらそこで試合終了だよ」という有名なセリフがあります。

私には、このセリフは、「試合を止めたければ諦めればいい」、というメッセージにも聞こえるんです。
試合を続けることがしんどくなれば、止めてもいいのだと。

試合の開始と終了を宣言するのは審判ですよね。
試合開始と終了…流れに沿って審判がホイッスルを吹きます。

試合を人生に例えるならば、
審判ではなく自分自身で流れを判断する必要があります。

頑張りたいときは開始の、疲れて休憩したいときは一時中断の、諦めたいときは終了のホイッスルを吹きます。
親でも、先輩でも、上司でも、彼でも無く、自分自身でホイッスルを吹きます。

逆に言えば、自分でホイッスルを吹かない限り、何も始まらないし、変化しないし、終わらない。
始めるには、終わらせるには自分でホイッスルを吹くしかない。
だからホイッスルを吹くタイミング、やめどきを自分で決める必要があるんです。

開始のホイッスルはみなさん好きですが、終了のホイッスルを吹くのは苦手な方多いんですよね。

やめること、退くこと、終わらせることは、負けではありません。
生きている人間なのですから、昨日と意見が違うことがあったって、不思議ではないでしょう。

なお、あまりにも、ころころとすぐに意見が変わってしまうのならば、それは自分自身の本当の声ではない可能性が高いので、まず先に自分の心の声をしっかり聞くことからはじめたほうがいいと思います。
これはまた別の機会にご紹介します。

もし【やめること】【退くこと】【終わらせること】が、出来ずにしんどい思いをしている方がいらっしゃるのならば、
一度、『自分のやめどきはいつなのか、やめどきを逃していないか』を考えてみることをおすすめします。

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。