こんにちは、
恋愛セラピストのHaNAです。

ダメんずに関する相談を受けていると、ダメんずには、日常生活の中で成長できる可能性の高いタイプ、成長まではなかなか手ごわそうなタイプがいると感じています。

結婚相手

ダメんずで困っている女性が、自分自身の問題を解決したあと、最終的に選ぶ道は、『別れる』か、『続けるか』の二択です。
『続ける』ことを選ぶのであれば、そこからさらに、『現状維持』か『彼が成長できるよう応援する』を選択することになります。

すると浮かんで出てくるのは、

彼が、少しでも変化(成長)するなら、もうちょっと頑張りたいけど…この人はどうなんだろう」
「私の夫が変わってくれる可能性はどれくらいなんだろう」

『パートナーが成長する可能性が高いなら頑張りたいけど、その見きわめはどうしたらいいの?』

という悩みです。

今回は、HaNAがたくさんのダメんずとその成長過程を見てきた経験から、

専門家に頼らず、日常生活の中での成長の可能性が高いダメんずの特徴について紹介します。

日常生活でダメんずと呼ばれる男性の成長がみこめるかどうかは、ダメんず本人の【安全の欲求】がどれだけ満たされているかによって決まります。

安全の欲求とは、

「自分はここにいても大丈夫、安心できる」「ありのままの自分を認めてもらえる」という感覚が欲しい、

というものです。

普段意識することはほとんどありませんが、私たち人間は「安全を確保したい」という欲求があります。
危険をおかしたくない、心をゆるめたい、気を休めたい…そういう感覚を指します。

安全の欲求は、発達の過程において、基本的に母親からの働きかけで満たすものです。

「良い子のときでも、悪い子のときでも受け入れてもらえる」
「がんばったときも、がんばっていないときも、疲れてがんばれなくなったときも、笑って抱きしめてくれる」

そうして、無条件にありのままの自分の存在を認めてくれる感覚を、何度も何度も味わうことで、その人の中には、

「自分はここにいても大丈夫、安心できる」
「ありのままの自分を認めてもらえる」

という感覚が根付きます。

この感覚が根付くと、人は、等身大の自分を認め、これから自分の力で人生を歩いていくために、地に足がついた状態になります。

人は成長するとき、とにかくまず【今の自分】を認識することから始まります。

現在地がわからなければ、目的地に行くことが出来ません。
スタートとゴールがわかってはじめて、その差を埋めようと行動することが出来ます。

だからこそ、【成長した自分】に向かうためには、【今の自分】はどうなっているのかを意識する必要があるのです。

【今の自分】を認識…つまり認めるには、【今の自分】を誰かに肯定してもらわなければなりません。
(人間は、他人との違いから【自分】を認識すると言われています)

人は、安全の欲求を満たす過程で、【今の自分】を肯定してもらい、成長する土台を心の中に作っていきます。
安全の欲求が満たされていない状態では、どれだけ成長しようとがんばっても、踏ん張れる土台が無いので、なかなか成果がでません。

数多くのダメんずと接してきて感じているのは、

日常で成長するダメんずとは、あからじめこの安全の欲求が、ほどほど満たされている、ということです。

しっかりとした土台とまではいかない、まだまだ頼りない土台だが、踏ん張れる足場が少しは形になっている、

こういう人は、日常で彼女や妻が効果的な働きかけをすることで、欠けていた土台が完成し、そこを足場として成長していく可能性を秘めています。

例えば、

・誰かを過度に否定、批判しない
・(受け入れるかどうかはさておいて)人の意見を聞く耳をもっている
・冷静な話し合いができる
・(成果が出ているかはさておいて)トラブルが発生したときは問題解決のため、あれこれ工夫する
・自分以外の存在(他人、動物、自然などなど)を認めている

こういう傾向を持っている男性は、今はダメんずでも、日常の中で成長していく基礎が出来ています。

 

対して、安全の欲求を満たされていないダメんずを日常生活の中で成長させていくのは、正直、かなり大変です。

安全の欲求は、本来、幼いころに母親との関係で満たしてくる欲求です。

お腹が空いたら泣いてお母さんに主張し、ご飯を与えてもらう、
お母さんの姿が見えなくて不安になったらお母さんを呼び、抱きしめてもらう、

とにかく甘えて、依存して構ってもらう、

そういう行動を通して満たされる欲求です。

安全の欲求が満たされずに大人になっても、人は心の奥底で安全の欲求を満たしたいと思い続けています。
(この欲求は、人間の心の発達過程における基礎部分なので、これを満たさずにあきらめることはほぼ不可能だと言われています)

しかし、大人になると『理性』は発達しているので、「恥ずかしい」「みっともない」「今さら…」と子どものように甘えることに抵抗を覚えます。

その結果、

・お酒
・浪費、ギャンブル、借金
・浮気、不倫
・マザコン

などの問題が起こります。

詳細はこちらの記事を参考にしてください。
社会的に自立できている男性が、マザコンかどうかを見分ける最大のポイント
お酒、お金、女性問題を抱えるパートナーを成長させたいのなら

このように、安全の欲求を満たしきれていないダメんずは、大抵、専門家の力が必要だと言われるような大きな問題を抱えていることが多いのです。

このタイプのダメんずを日常の中で癒し、成長させていくのは、かなりのメンタル体力と知識を必要としますし、成功率も決して高くはありません。

辛く、苦しく、ぼろぼろになって、頑張って、頑張って。
でもやっぱり彼は変わりませんでした、成長しませんでした。

…という結果になりやすいんですね。

ですので、こういうダメんずとの関係に悩んでいる場合は、お別れする方向を視野に入れることもオススメしています。

 

ダメんずシリーズの記事では繰り返し書いていますが、

「ダメんずだからって、ぱっと切り捨てるなんてかわいそう。彼のために何かできることをやりたい!」
「私はそんなに頑張れない。申し訳ないけど、もう別れます」

彼のためにがんばる、自分のために別れる…これはどっちも正解です。

「がんばりたい!」と思うときはがんばっていいし、「もう無理!」と思ったらやめていいんです。

ダメんずとの関わりは良くも悪くも、強いメンタル力が試されます。

「こうしなければならない」「ああしなければならない」ではなく、『今、自分はどうしたいのか』に焦点をあてて、これから進む道を選んでください。

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。