こんにちは、
恋愛セラピストのHaNAです。

「どうせ何をやっても無理だ」と感じる理由

今回は、この記事の続きで、

自動的に『常に、自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』と考えてしまう理由と、
自動化から脱する方法について紹介します。

脱出

ここで注目したいのは『常に』ということです。
『常に』とは、【いつも】とか【毎回】と言い換えることができます。

自動化で頭に浮かぶ【いつも】は、多くの場合、
『その出来事そのもの』ではなく、『その出来事から感じる気持ち』を指しています。

セリフで表現すると、

「ほら、また同じ出来事が起こった」ではなく、
「ほら、また同じ気持ちを味わった」という感じです。

このセリフは、自分の中の未完の感情が刺激されたときに出てきます。

例えば、

『両親ともに仕事で忙しく、寂しいときに側にいてくれなかった』という未完の感情を持っている人が、

先の記事で出した『彼氏と半年付き合って、結婚したいと言ったが別れた』を体験したとします。

『両親ともに仕事で忙しく、寂しいときに側にいてくれなかった』
・相手:両親
・やったこと:自分から寂しいから側にいて欲しいと言った
・結果:「仕事で忙しいんだ。甘えるな!」と怒られて、悲しくなった

『彼氏と半年付き合って、結婚したいと言ったが別れた』
・相手:彼氏
・やったこと:自分から結婚したいと言った
・結果:別れて、悲しくなった

一見、共通点があまり無さそうな体験ですが、

・相手:愛して欲しい人
・やったこと:自分の素直な気持ちを表現した
・結果:受け入れてもらえなくて、悲しくなった

と、まさに、同じ原因、同じ状況で、同じ感情を体験しています。
(原因には「自分から表現した、相手は異なる」=自分のせい、という意味も含まれています)

感情は自覚する・表現(泣く、笑う、悲しむ、怒るなど)することでしか、完了しません。
ですので、未完の感情たちは、自分たちを完了させようと、常に出てくるタイミングを見計らっています。
どれだけ遠い昔に感じたものでも、どれだけ心の奥底に押し込めても、決して消えることなく、いつか完了してもらえる日がくると、何年でも何十年でも待っています。

そして上記のように、きっかけとなる出来事があると、その出来事から受けるその場の感情と一緒に、未完の感情たちも出てきます。

大抵、未完の感情たちは重く、苦しく、辛く、耐え難いものです。
(だからこそ完了せずに置いておいたのです)

辛く苦しいものですから、またそこにフタをします。

フタをすることで、未完の感情たちは心の底に戻り、再び出てくるタイミングを待ちます。

やがてまた恋愛をし、別れて、未完の感情たちが出てくる…

これを繰り返すことで、

『自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』こと経験が学習されていき、

自動的に『常に、自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』と考えるようになってしまうのです。

この自動化から抜け出すためには、未完の感情たちを癒して、完了させることが大切です。

上でも書きましたが、感情は自覚する・表現(泣く、笑う、悲しむ、怒るなど)することでしか、完了しません。

また、心の奥底に閉じ込めた未完の感情たちの中には、閉じ込め過ぎて、自覚される・表現されることすら拒絶するものもいます。

重く、苦しく、辛く、耐え難い未完の感情たちを癒すのは、とても難しく、心の体力を必要とします。

ですので、未完の感情と向き合うときは、

安心して(怒られたり、迷惑がられたりしないで)感情を表現できる場所で、
それを受け止めて、一緒に感情に寄り添ってくれる人と一緒にやることをオススメしています。

自分のまわりにそんな場所や人が見当たらないという方は、そんなときこそセラピストを頼ってくださいね。

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。