こんにちは。
恋愛セラピストのHaNAです。

恋愛をはじめ、人生には楽しいこと、辛いことがたくさんやってきます。
しかし、同じことを経験しても、

Aさん「今回は不運だったなぁ、またがんばろう」
Bさん「どうせ何をやっても無理だ」

と感じる気持ちに違いがあるのはなぜなのか。

今日はその理由について紹介致します。

またがんばろう

心理学の中に、原因帰属という考え方があります。
ざっくり説明すると、【その出来事を何のせい(何が原因なのか)とするのか】というものです。

人間は、何が原因なのかを考えるとき、3本の軸で考えると言われています。

1.自分のせい or 自分以外の何か(他人)のせい

2.いつも同じ原因 or 今回だけの原因

3.いつも同じ状況 or 今回だけの状況

よくわかりませんねー。

『彼氏と半年付き合って、結婚したいと言ったが別れた』という出来事を例に、考えていきます。

1.自分のせい or 自分以外の何か(他人)のせい

これは比較的わかりやすいですね。
要は、彼氏を別れたことは、

『自分に原因があって、彼氏と別れた』
『彼氏に原因があって、彼氏と別れた』

のどちらがより重いか、ってことです。

2.いつも同じ原因 or 今回だけの原因

この出来事を引き起こしたのは、

『いつも(過去の付き合いにおいてすべて)同じ原因』

なのか、はたまた、

『今回だけ(この彼氏限定)の原因』

3.いつも同じ状況 or 今回だけの状況

『この出来事はいつも(過去の付き合いにおいてすべて)同じ状況でおきたのか』

はたまた、

『今回だけ(この彼氏限定)の状況でおきたのか』

「どうせ何をやっても無理だ」という気持ちは、無力感に分類されます。

無力感は、上記の3つの軸において、

【自分のせい & いつも同じ原因 &いつも同じ状況】だと、認識したときに最も強くなります。

例えば、こんな感じですね。

『彼氏と半年付き合って、結婚したいと言ったが別れた』ことを、

「私が彼を追いつめてしまった(自分のせい)、
 いつも私が結婚したいと言う(同じ原因)と、
 必ずみんな私から逃げていく(過去の付き合いで同じ理由で別れなかった人はいない)」

『常に、自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』ことで辛い思いをすると考えることで、

「自分は成長しない」「頑張っても辛いことばっかり」
 ↓
「こんなダメな自分は頑張っても意味がない」
 ↓
「どうせ何をやっても無理だ」

と、無力感が高まっていきます。

では、同じ出来事でも無力感をあまり感じない人はどのように考えると思いますか。

「私と彼の考え方には違いがあったんだな(自分と彼氏で責任を半分ずつ)、
 いつも結婚したいなとは言う(同じ原因)けど、
 前の彼は喜んでくれていた(今回の彼氏限定)しな~」

例えばこんな感じですね。

大抵、その出来事を客観的に見ていくと、

『常に、自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』出来事なんて、

ほとんどありません。

「結婚したいと言った」ことが、相手が去っていくきっかけにはなったとしても、

 その理由としては、

 彼の責任の範囲(もともと彼は『結婚』という言葉にネガティブなイメージを持っていたなど)も考えられるし、
 今回の彼限定の理由(前の彼は「結婚より仕事に集中」したがっていたなど)も、考えられるのです。

にもかかわらず、自動的に『常に、自分のせいで、同じ原因、同じ状況を繰り返す』と考えてしまうのはなぜなのか。

それこそが「どうせ何をやっても無理だ」と感じる根本的な理由であり、自分が向き合うべき本当の課題です。

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。