こんにちは。
心理カウンセラーの玉川です。

 

よくわからないけど、やたらと、つっかかってくる人がいる。

ほっておいて欲しいのに、関わってくる。

もう構わないでと言っているのに、あれこれ理由をつけて話しかけてくる。

『キライなら、ほっておいて欲しいのに、なんでか、つっかかってくる人がいるんです』

そういうご相談を受けることがあります。

 

恋愛、友人、同僚、上司、部下、親…

どんな関係かに問わず、このことで悩まれる方は、けっこういらっしゃいます。

 

相手がつっかかってくる原因には、いろいろなパターンがあります。

 気持ちを素直に出せないけど、好きだから、かまいたい。

 心の底からキライだから、徹底的につぶしたい。

 自分に興味を持たず、自分から離れるなんて、そんなことプライドが許さない。

 下の立場であるはず(と思い込んでいる)相手が、自分に反抗する(意見する)なんて、間違っている(ので、正さねばならない)。

それはもう、数えればキリがありません。

 

ただ、そこには、ある共通点があります。

それは、相手から見て、

「無視できない、興味をひかれる、重要な何かが、そこにある」ことです。

 

他の人から見れば、それは大したことじゃないかもしれない。

自分から見ても、ごくごくフツーのことなのかもしれない。

 

でも、つっかかってくるその人にとっては、

 スルーしきれないほど、

 大人のフリができないほど、

 周囲からの目線を気にする余裕がなくなるほど、

重要な何かです。

 

このパターンのときは、

何が重要なのか、

なぜ興味をひかれるのか、

つっかかっている本人もわかっていないことが多いです。

なので「どうして、つっかかってくるの?」とたずねても、納得する答えが返ってくることは、あまり多くありません。

 

こういうときは、

「ほっておいてよ!」と、相手をつきはなすのではなく、

「よくわからないけど、とにかく、あなたにとって、何か重要な何かがあるのね」と、落ち着いて、

でも相手から一歩引いた位置に立って、相手を観察するのが、おすすめです。

 

つっかかってくる相手は、

怒っているのか、不安そうなのか、笑っているのか。

呼吸は深いか、浅いか、不規則か。

声のトーンは? 話すスピードはどれくらいか?

そういった客観的なデータをあつめるように、相手を観察します。

 

このとき重要なのは、相手が「言っている言葉」の中身には、あまり注目しないことです。

相手の言葉の中身に注目すると、相手に振り回されやすくなって、落ち着きにくくなるからです。

 

つっかかってくる相手にとって、あなたにつっかかることは、とても重要度が高くなっています。

なので、そこから無理やり離れようとすると、反射的に、相手はあなたを追ってきます。

(そもそも「つっかかる」行動自体も、本人がよく考えたものではなく、反射的な行動だったりします)

 

そういう相手と距離を取りたい時は、ゆっくりと、でも着実に距離をとっていくのが重要です。

ゆっくり動くと、相手は反射的に動きにくくなるからです。

 

ネコの目の前で、ねこじゃらしをすばやく動かすと、ネコは反射的に飛びつきます。

でも、ゆーっくり動かすと、ネコは、なかなか飛びつきません。

 

つっかかってくる人も、同じです。

「ほっておいて!」「なんなのよ!?」と、

こちらが反射的に対応すると、相手の行動はエスカレートしがちです。

 

つっかかってくる相手との距離感にまよったときは、

相手のペースにあわせず、

一呼吸おいて、ゆっくり、一歩引いた位置に立つ。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。