こんにちは。
心理カウンセラーの玉川です。

今回は最初からご紹介する本のタイトルをお伝えします。

 

なぜいつも“似たような人”を好きになるのか

 

母という病」で有名な、岡田尊司さんの本です。

 

毒親や、問題の多い恋愛をテーマにしたとき、高い頻度で、愛着障害やパーソナリティ障害の問題と出会います。

 

人間には、

最初に身近だった大人(多くは親)との関係性を、

「人間関係の基本の型」として学び、大人になってからつくる人間関係も、

基本の型と近いものを作ろうとする傾向がある、

という説があります。

 

親に虐待された子どもが、

「虐待される関係性」を基本の型として覚えてしまった結果、

そういうのはイヤなのに、自分の子どもにも虐待してしまうとか、

自分に暴力を振るうようなパートナーとくっついてしまうとか、

そういう悲劇の連鎖を説明するときに、よく出てきます。

 

この本では、

「自分が持っているであろう人間関係の基本の型」を9つにわけて、

・自分はどんな人間関係の基本の型を持っているか

・その基本の型には、どういう特徴があるか

・どういう親から生まれ、どのように育った結果、そういう特徴を持つに至ったか

・そういう特徴を持つ人が、他人を好きになるときはどういうときか

・そういう特徴を持つ人が、もっと他人とうまくつきあっていくにはどうしたらいいか

といったことを細かく記載した上で、

9つの基本の型を持つ人の相性や、付き合う上での注意点なども紹介しています。

なお、この本で紹介している基本の型は、次の9つです。
(本書の帯より抜粋)

1.回避性パーソナリティタイプ:どうせムリだとあきらめる

2.依存性パーソナリティタイプ:相手に合わせて尽くしてしまう

3.強迫性パーソナリティタイプ:義務と責任に縛られる

4.自己愛性パーソナリティタイプ:自分が主役じゃないと面白くない

5.反社会性パーソナリティタイプ:危険なスリルを求める

6.境界性パーソナリティタイプ:確かな愛が感じられない

7.演技性パーソナリティタイプ:魔性の魅力で誘惑する

8.アスペルガータイプ:自分の世界に熱中する

9.妄想性パーソナリティタイプ:誰も信じられない

 

基本的にこの本は、

「自分がxxパーソナリティタイプで、自分の問題をなんとかしたい!」

という方よりも、

 

「あの人、xxパーソナリティタイプっぽいけど、どうやってコミュニケーションしたらいいんだろう…?」

と困っている方にお役に立つと思っています。

 

「パーソナリティ障害」と「パーソナリティタイプ」は、基本的には違いますが、

仮に「境界性パーソナリティ障害」の誰かに困っている場合は、

「境界性パーソナリティタイプ」のことを知ることで参考になる部分もあるかなと思います。

 

相手がどういう「人間関係の基本の型」を持っているのかがわかると、

どういう風に接していけばいいのか、あたりをつけることもできるので、他人との距離感を考えるときに、参考にできます。

 

もしよかったら、手にとってみてください。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。