こんにちは。
心理カウンセラーの玉川です。

誰かと会話をしながら、

「…と言ってるけど、本心はなに?」
「…で、どういうつもりでそう言ってるの?」

などなど、相手の話の裏にばっかり意識を向けては、勝手にその人との関係に嫌気がさして、相手と離れる。

そういうパターンで、人間関係を壊してばかりだったことが、私にはあります。

 

例外なく、全方位で他人を信じていなかったのに、

私自身にその自覚がなかったので、

自分の中の「信じない!」という気持ちと、目の前の相手の話をわけて聴くことができなかったんです。

 

良いとか悪いとかおいといて、

「とにもかくにも、私は他人を信じてないんだな」

という事実を理解してからは、目の前の相手との会話に変な影響を受けることは少なくなりました。

 

でもそれだけでは、「この人とは仲良くしたいかも…」と思える相手との距離は縮まりませんでした。

なんというか、会話をしていても、変な感じで上滑りしちゃってたんですよね…。
(もともと、空気をよむのも得意じゃないので…)

 

上滑りしてるなーという感じが少なくなってきたのは、カウンセリング的な手法でいう「傾聴」を覚えるようになってからです。

相手の気持ち、事実、同感、共感…会話の中にはいろいろな情報が含まれています。

それを、ちゃんと区別して聞けるようになってからは、雑談や日常会話に困らなくなりました。

雑談できるようになると、そこから話が広がっていって、自然と仲良くなり、友達と呼べる人も増えました。

 

傾聴って、一言でいっても、めっちゃ奥が深くて、専門書もたくさん出ています。

そんな中で、一般的な日常会話でだけ必要なレベルを学ぶための一冊をおすすめしてくれと言われたら、私はこの本を推します。

 

「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書―あなたを聞き上手にする「傾聴力スイッチ」のつくりかた

 

はじめてこの本を書店で見たときの驚きは、今も少し覚えています。

「ちょ、ここまでやってきたことが、めっちゃコンパクトにまとまってるじゃん!!」

例えば、この本では、他人の話を聞けるようになるための最低限の知識として、以下の3つを理解しようといっています。

・「事柄」と「気持ち」の違い
・「同感」と「共感」の違い
・「一般会話」と「傾聴」の違い

この3つの理解があいまいだと、会話って成立しないんですよね。

相手が事柄(事実)のつもりで話しているのに、こっちが「それは相手の気持ちだ」と受け止めて、話がすれ違うなんてことは、よくあります。

女性側が気持ちを聞いて欲しいだけなのに、男性側がその問題を解決しようと事柄として情報収拾をはじめるとケンカになる、なんていうのはまさにそれです。

 

他にも、話を聞けないときはどうしたらいいのか、自分との関係性がよくないとうまく聞けないなど、実際に他人と会話をするときに出てくる疑問などの解説も入っています。

 

今でも『私は100%空気が読める!』という自信はありません。

プライベートで「あぁ、この人の話、聞けないわ…」と思うことも、たくさんあります。

 

そういうときに、パラパラとこの本をめくります。

「あー、この視点忘れてた…」と自分を振り返る材料にしたり、

「…わかるけど、今は理解したくない!…疲れてるんだな、少し休もう」と自分の体調に気づくきっかけにしたり、

ペースメーカー的な感じで使います。

 

全体的に、「話を聞く」ということを、ロジカルに解説した内容になっていますので、もし、ご興味あれば、手にとってみてください。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。