こんにちは。
心理カウンセラーの玉川です。

私はカウンセラーになった今でも、自分のことで悩んだ時は、他人に相談します。

他人のことであれば、客観的に落ち着いて考えられることであっても、
自分のことになると、冷静に対処するのはむずかしいからです。

 

 

教師だって、子どもとの関係性で困っていい

教師の仕事をしている方から、

「子どもに好かれる先生、好かれない先生の差は何か?」
「どうしたら、子どもに好かれるようになるか?」

と相談を受けることがあります。

教師の方は周囲から『子どもや教育の専門家』と見られることが多く、だからこそ、子どもや教育に関することで誰かに相談しにくいと、一人で悩んでしまいがちなんですよね。

私も教員免許を持っているので、少しはわかるつもりですが、教師って、大学を出たら、そのまま「専門家」として現場に入るパターンがほとんどです。

でもそれって、他の業種で例えれば、新卒と変わりません。

だからこそ、悩んだり、迷ったりすることがあるのは当然だと思います。

 

子どもが距離を置く理由

教師の方が子どもとの関係で悩むときに多いご相談の一つが、

「子どもに距離を置かれる」
「子どもたちの中にうまくとけこめない」

というものです。

子どもに好かれない理由は、かなりいろいろあると思いますが、よくあるのは「ご本人の雰囲気に違和感がある」ということかなと考えています。

 

子どもって、ものすごく勘がいいです。
大人だったら気づかないところにも、敏感に気づいて反応します。

 

なので、

「子どもって、苦手なんだよなぁ…」って苦手意識があるのに、それを無理やり笑顔でごまかしたり、

「先生としての自信なんてぜんぜん無い..」って不安な気持ちがあるのに、そんな気持ちが無いフリをして強気でいたりしようとすると、

嘘っぽいような、なんともいえない変な雰囲気をご本人がまとうことになり、

それを察知した子どもたちから「変な感じ…」と違和感として認識されることがあります。

 

子どもなので、なぜ違和感を感じるのかまで、理性で理解する子は少ないかもしれません。

でも、本能的に「なんか変!」と感じるので、その直感の感じるままに、子どもは違和感を感じる存在から距離を取ろうとします。

 

自分にウソをつかないことが重要

「子どもを苦手だって感じてしまう」
「自信が無くて不安を感じてしまう」

そういう感じで、自分をごまかしてしまう理由の中に、

『教師だから、そんなこと感じてはいけない』
『先生になったからには、そんなこと思ってはいけない』

と『教師たるものそうあってはならない』という信念が強すぎる場合があります。

 

このパターンで子どもとの距離が縮まらないことに悩んでいる場合は、まずご本人の気持ちの整理を進めることが多いです。

気持ちの整理を進めると、子どもへの苦手意識や、仕事への不安などを、うまく自分自身で扱えるようになります。

すると、ご本人が「自分自身をごまかしてウソをついている」状態から抜け出せるようになります。

ご本人の中のウソがなくなれば、子どもが感じていた違和感もなくなるので、結果的に子どもが距離を取る理由が無くなっていき、自然な距離感を作れるようになります。

 

人間関係なので、最終的には相性だったりする

子どもといえど、基本的に相手は一人の人間です。

すべての子どもに好かれようとするのは、すべての人間に好かれようとするのと同じことで、それはとてもむずかしいことだと、私は思っています。

 

また、こちらが子どもを好きでいても、子どもがこちらを好きだと思わないことだって、人間関係であれば、当たり前に起こることです。

人間関係というものは、最終的には相性だったり、タイミングだったり、自分でどうにかできることじゃない理由で、うまくいったり、いかなかったりします。

 

だからこそ、子どもと接する私たちは、変に自分を誤魔化すことなく、自分にウソなくいられることを目指すことで、

子どもが自分の感覚で「好きな人を選べる」ような環境を作るのが大切かもなと思っています。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。