こんにちは。
心理カウンセラーの玉川です。

ここ数年で、カウンセリングという言葉もだいぶ広まりました。
ありがたいことです。

一方で、最近は、こんな質問も増えてきました。

「カウンセリングに行ったほうがいいのは、わかりました。」

「それで…カウンセリングに行って、私はそこで、何をどうしたらいいでしょうか?」

確かに、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。

というわけで、
カウンセリングの基本的なステップをご紹介します。

カウンセリングは、悩みを相談する時間

基本的にカウンセリングは、悩みを相談する時間です。

どんなことに困っているのか。

その困りごとが、どんな感じになってくれたらいいのか。

解決のために、どんなことができるのか。

そんな感じのことを、カウンセラーと一緒に考えていきます。

 

ステップ1.『どんなことに困っているのか』

はじめてカウンセリングに来た時点で、ご本人が困っていることが具体的になっていることは、あまりありません。

なので、まずは、困りごとを整理するために、ご本人のお話をお聞きします。

 

最初からスラスラ話が進むこともあまりなく、困りごとについて話す中で、いろいろな気持ちを思い出すこともあります。

 

ここまで来るまでに思ったこと、考えたこと。

正しいこと、間違ったこと。

ポジティブなこと、ネガティブなこと。

不安、心配、喜び、悲しみ、怒り、憎しみ。

 

そういった感情や気持ちも、できるなら、そのまま話してもらいます。

 

迷っていると、人は「事実」と「感情」と「考え」が、ごっちゃになりがちですが、

第三者のカウンセラーが、その辺りを整理を引き受けることで、困りごとを具体化していきます。

 

ステップ2.『その困りごとが、どんな感じになってくれたらいいのか』

具体的な困りごとがわかったら、次はそれがどうなったらいいのか、解決の方向性を、カウンセラーが一緒に考えます。

「こうなったらいいな」と希望が出てくるのが理想ですが、

こういった考え方に慣れていないと、「こうなったらいいな」を考えるのは、ちょっとしんどかったりします。

 

そういうときは、

「こうなるのだけはイヤ」みたいに、消去法で方向性を探っていくのもアリです。

(私個人も、人間不信出身なので、この消去法でやっていました)

「こうなるのはイヤ。ああなるのもイヤ…」と、思いつくものを消していくと、解決の方向性が少しずつ形になっていきます。

 

ステップ3.『解決のために、どんなことができるのか』

困りごとがわかると、「今自分がどこにいるのか」がわかります。

そして解決の方向性がわかると、「ここから自分がどこに進めばいいのか」がわかります。

 

この2つがわかったところで、最後は「進むために、自分は何をしたらいいのか」をカウンセラーと一緒に検討します。

 

ここは、現実を動かすために必要なことなので、何かしら具体的な行動に落とし込むことが多いです。

 

日常の中で取り組めたり、数字などで効果がわかりやすいような行動だと、やっている充実感や達成感を感じられるのでオススメですが、

状況によっては『今は「あえて何もしない」という行動が必要だ』となることもあります。

 

ここは、ご本人のメンタルや体力などなど、いろいろな条件が絡んでくるので、そのときのご本人にとってベストかなと、ご本人が実感できるものを、一緒に選びます。

 

 

 

 

この3ステップをぐるぐる回します

実際のカウンセリングでは、ここまで説明したことを、複数回にわけてやることが多いです。

1回のカウンセリングですべてやることは、ほとんどありません。

 

最初の困りごとの整理だけはカウンセリングで取り扱うけど、そのあとの方向性の検討や具体的な行動はご本人一人でやるようなパターンがあれば、

困りごとの整理に、カウンセラーの複数回かけて、がっつりやるパターンもあります。

また、困りごとの整理のあと、ご本人の希望で、方向性を見つけるまで数ヶ月から数年あける、なんてこともあります。

 

基本的に、

カウンセリングをどう使うか、
カウンセリングに行ってどうするのかは、

本人が自由に決めていいよねと、私は考えています。

 

話したいことがあるなら、話してもらって大丈夫です。

意見が欲しいなら、意見を言います。

一緒に解決の道筋を考えて欲しいなら、考えます。

 

そういった心の動きを誰かに話したり、

誰かと一緒に未来を考える。

 

そういった体験をすること自体が、カウンセリングに行ってやることだと、私は思っています。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。