「あなたはどうしたいの?」
「本当は何を望んでいるの?」
「好きにしていいいんだよ」
「自分の心が快適なほうを選べばいいんだよ」

それができたら、こんなに困ってない。
私はどうしたら幸せになれるの?
どうして私は、みんなのように、自分の幸せがわからないの?

自分の幸せがわからない理由その1「心に麻酔がかかっている」

苦しいこと、悲しいことがあると、心は、とても痛くて、ツラくなります。
瞬間的に痛いだけなら、時が経てば、その痛みは少しずつ、小さくなっていきます。

でも、その痛みや苦しさがおさまる前に、たたみかけるように、さらなる苦しいことや悲しいことが起こると、心の中には、痛みがどんどんたまっていきます。

そして、そのまま痛い状態が続くと「これ以上、痛いのはイヤだ!」と、心は、痛みを感じないようにするために、自分自身に麻酔をかけます。

麻酔がかかると、痛みを感じなくて済むので、ほっと、ゆるむことができます。しかしそれは、痛みだけじゃなく、楽しさや嬉しさも感じなくなる麻酔です。

苦しいことや悲しいことを感じなくするかわりに、楽しいことや嬉しいこともわからなくなるのです。

このパターンで困っている場合は、まず「自分は麻酔をかけなくちゃいけないほど、ツラかったんだ。悲しかったんだ」と、かつて苦しんでいた自分の心を「よしよし」してあげましょう。

胸に手をあてて、ナデナデしてあげるのもいいですね。

次は、心の中にいっぱい残っている「痛み」を、少しずつ、出してあげます。「痛み」がありすぎる状態で、麻酔をとっちゃうと、耐えきれないような大きい苦しみがドカンとやってきてしまうので、麻酔がある状態で「痛み」を小さくしていきましょう。

このあたりは、一人でやるのがむずかしいことも多いので、カウンセラーなどの専門家と一緒にやると、うまくいきやすいと思います。

心の中の「痛み」を出してあげると、麻酔がとれてきて、少しずつ、自分がどんなことを感じているのか、わかるようになってきます。

 

自分の幸せがわからない理由その2「頭の思考と、心がかみあっていない」

心の麻酔がとれてくると、自分はどんなことを感じているのか、だんだんわかるようになってきます。
しかし、今度は、感じることが多すぎて、頭の中がいっぱいになり、混乱することがあります。

「なんとなくいい感じがしてるんだけど、本当にこれって、いいものなのかな。よくわからない」

「うーん…なんとなくビミョウな感じなんだけど…これ、本当に私はキライ…なのかな?」

自分が心で感じていることと、頭の中で考えている思考が、かみ合わなくて確信が持ちきれず、なんとなく不安になるのです。

このパターンで困っている場合は、自分が感じていることを誰かに話して「そうなんだね!」と肯定してもらう経験をつむのがオススメです。

「よくわからないんだけど、いい感じがするの」
『そうなんだー。いい感じがするんだね』

「理由はよくわからないけど、なんとなくキライな感じがするの」
『へー、そうなんだー。よくわからんけど、キライな感じがするんだね』

こんな風に、第三者から「そのままの状態」を肯定してくれる反応を受け取ると、心で感じている感覚が、だんだんクリアになっていきます。

他人から肯定してもらうのがむずかしいときは、ノートなどに「よくわからないけど、いい感じがする」と心の言葉をそのまま書いて、それを『私こんな風に感じているんだ(ふむふむ)』と眺めるのも、効果的です。

心で感じている感覚がクリアになっていくと、今度は「なんで、そんな風に感じるんだろう?」と、頭をつかって、その理由を考えられるようになり、心と頭がセットになって、自分にとって「いい感覚(幸せな感覚)」を追求するようになっていきます。

 

 

 

 

 

自分の幸せがわからない理由その3「誰かが一緒に幸せを喜んでくれる経験が足りない」

心の麻痺はとれた。心と頭もセットで使えるようになってきた。
自分はどんなことを感じているのか、どんなことをステキを感じ、どんなことにイヤだと思うのかもわかった。

でも、まだ、なんとなく、自分の幸せに自信が持てない。私はどうしたら幸せなの?

ここまできて、自分の幸せに確信がもてない。

そういうときは、あなたが幸せ…かも?と感じていることを、誰かに話して、一緒に喜んでみるのがいいかもしれません。

幸せって、自分一人だけじゃ、味わいきれないんです。

あなたの幸せを「そうなの!? わー、よかったねー!」と誰かが一緒に喜んでくれることで、自分に「私は、幸せになってもいいんだ」と許可を出すことができます。

自分が幸せになることは、

誰か、自分の大切な人(自分の幸せを喜んでくれる人)を、

幸せにすることができる。

その事実があるだけで、「私はこれでいいんだ」と自分の幸せに、確信がもてるようになります。

 

自分の幸せの形をつくっていくのは、楽しい作業です

どうしたら、私は幸せになれるのか。
私は、どうなっていれば幸せなのか。

カウンセリングの中でも、本人の幸せを探す作業は、とても楽しい作業です。

「よくわからないんですが、彼氏ができたら幸せってみんな言うから、彼氏をつくってみたいんです」
『いいですね。自分に合うかどうか、彼氏をつくってみて、いろいろ体験いきましょう』

「結婚生活は大変だっていうけど、この人となら、やっていけるような気がするんです」
『わかりました。じゃあ、やれるところまで、一緒にやってみましょう』

「自分がモテたら幸せなのか、なんて、正直わかりません。でも、なんとなく楽しそうなんです」
『いいですね。モテるようになってから、自分に合うかどうか、決めても遅くないです。ぜひやりましょう』

『みんなが幸せだっていうから』を動機にして、彼氏や結婚を求めたり、モテる努力をするのは、その結果に意識が向きがちですが、そのプロセスにも、とても価値があります。

やってみて、はじめて、自分に合う合わないがわかりますから。

その試行錯誤の中で、自分だけのオリジナルの幸せができていきます。

ぜひ、楽しみながら、自分の幸せを見つけていってくださいね。

 

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この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。無料メルマガ「友達ゼロからはじめる恋愛入門以前」の登録はこちら。