こんにちは、
恋愛セラピストの玉川(HaNA)です。

今回はいつも以上に辛口かもしれません^^;

「ダメな彼と一緒にいると、とてもツラいんです」
「今の彼の生き方は苦しそうなんです。もっと笑顔になって欲しいんです」

『だから、彼を変える方法を教えてください』

そういう方に、私はこう質問します。

「あなたは、彼を変えるために、彼以上に痛い思いをする覚悟がありますか?」

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どれだけキレイな言葉を並べても、

「他人を変えたい」には、自分のエゴが入ります。

彼が「変わりたい」と言っていたとしても、

現実的に変わっていない以上、本人は「変わらない」ことを望み、実行しています。

相手が「変わらない」理由はさまざまですが、

『今の状態がベストである』と判断しているからこそ、

彼は「変わらない」のです。

そういう彼に「変わってもらおう」というのは、

 私のために、

 今のベストな状態をくずして欲しい。
 変化する痛みや、適応する大変さを受け入れて欲しい。

そういうメッセージになります。

これを相手側の立場で受け取ると、

『今、俺は困っていないのに、なんでわざわざ変わらなきゃいけないの?』
『え、なんで俺が痛い思いしなくちゃいけないの?』

と感じます。

・・・まぁ、当たり前ですね。

「彼に変わって欲しい」願いの多くには、

「変わってくれないと、自分がツラい」という思いが隠れています。

一言で言うと、

「私の幸せはあなた次第なんだから、あなたがなんとかしてよ」です。

そんな思いがこもった「変わって欲しい」は、

 私はこれ以上、痛い思いをしたくない。
 
 だから、私の変わりに、あなたが痛い思いをしてよ。

 そして、私の痛みを、あなたがなんとかしてよ。

という意味になります。

さて、あなたがこのメッセージを彼の立場で受け取ったとしたら、

どんなふうに感じますか。

「いや、そんなの知らないよ」
「なんで私がそんなことしなくちゃいけないのよ」
「私だって痛いのなんかイヤだよ!!」

そんなふうに思いませんか。

そして、こうも思いませんか。

「絶対変わってなんかやらない!」

と。

私たち人間は、フェアじゃない取引、

特に、「相手よりも損をした!」と感じる交渉には、基本的に応じません。

今回の例なら、どっちがより痛みを引き受けるかで「損をする」が決まります。

なので、彼に動いてもらうには、

少なくとも、彼が感じるであろう痛みと同等レベル、

もしくは、彼以上に痛い思いをする、あなたの姿を見せる必要があります。

本人以上に痛い思いをして、

変わるということがどれだけ苦しいのかを体感して、

変わった結果、彼が自分のもとを去ってしまうかもしれない不安を超えて、

その上で、大切な彼に痛みを味わうことを、頭を下げてお願いする。

そこまでやって、はじめて相手の中には「痛み」と向き合う気持ちがわいてきます。

「他人は変えられない」「自分を変えたほうが早い」と言われるのは、ここのむずかしさにあります。

ここまで書いたことは、誰にでも、簡単にできることではありません。

でもね、

だからこそ、

ここまでやってくれる人がそばにいるとき、人は変わる勇気が持てます。

彼を変えたいと願うとき、一番必要なのは、

彼以上に痛い思いをする覚悟、

そしてそれを実行する強い意志です。

褒め言葉やスキンシップなど、小手先のテクニックだけを学んでも、

この覚悟や意思がなければ、相手には届きません。

私も、この覚悟と意思を持たず取り組んでいたときは、

何をやってもうまくいきませんでした。

逆に、

この覚悟と意思をもって取り組むようになってからは、

同じことをやっているのに、どんどん効果が出てきました。

それぐらい、本当に大事なことなのです。

どうか覚えておいてください。

この記事を書いた人

玉川 華世
玉川 華世心理カウンセラー
恋愛、友達関係を中心に、人間関係をテーマにしたカウンセリングを行う。
セッションの時間外、日常での中の取り組みを重視し、本人の基礎力をコツコツあげるスタイルに定評がある。